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2014.03.24更新

効果は? 副作用は? 花粉症注射について

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどなど、つらい症状が続く花粉症。実際、花粉症に悩まされて、花粉症に効くという食品やお茶などなど、いろいろな治療や改善法を試していらっしゃる方も多いことと思います。

花粉症のお薬としては、ステロイドの入っていない点眼薬・点鼻薬やステロイドの入っている点眼薬・点鼻薬があり、飲み薬では通常ステロイドの入っていない抗ヒスタミン薬を使います。

最近、点鼻薬ではステロイド入りが流行で、1日1回の点鼻で24時間効果が続くのです。ですから、寝る前にステロイド入りの点鼻薬を1回注すと翌日の寝る前まで、鼻汁とおさらばできるんです。点眼薬でもステロイド入りの方が患者受けがよく、目のかゆみの強い方は、ステロイド入りの点眼薬でなければダメと云ってます。要するに、ステロイド剤は、他の薬と違って抗炎症作用が強いので、花粉症の症状を抑える力が強いのです。

そうした花粉症対策の話題のひとつとして、
「1回の花粉症注射で劇的に良くなった!」
という話を耳にしたことはありませんか? 

ここでは、花粉症注射とはどういうものなのか、その効果やリスクをまとめてみました。


花粉症の薬ステロイドって?

花粉症の症状を抑える薬として、点鼻薬や点眼薬、内服薬としても使用されているものに、ステロイド剤という薬があります。本来体内で分泌されているステロイドホルモンを人工的に作り出した薬剤で、とくに炎症を強く抑える効果がある薬です。
ですから、ステロイド配合の点眼薬・点鼻薬は、とても効果があり、多くの患者に喜ばれているのです。

では、ステロイドの内服薬は無いのか?という疑問がわきます。
もちろん、ステロイド入りのアレルギー剤はあります。セレスタミンという薬がそれです。
アレルギーにとても効果があるのですが、毎日、ステロイド剤を服用するようになるため、
短期間の処方しか行いません。

では、それほど効果のあるステロイド剤を使った花粉症の治療は無いのか?
あります。花粉症注射がそのステロイドの治療になるのです。

花粉症という病気は、体内に入ったスギやヒノキなどの花粉が異物と認識され、これを排除しようとする体内の働きによって引き起こされるアレルギーがその症状になるのです。ステロイド剤は、アレルギーによる免疫機能そのものを強く抑制するので、どんなに症状のひどい花粉症でも劇的に症状を抑えるのです。




花粉症注射ってどういうもの?

花粉症注射は、このステロイド剤を筋肉注射するものです。結晶のまま注射し、体の中に徐々に溶けだして長い間成分を放出するため、3~4週間の間、花粉症の症状を劇的に抑える効果があります。

花粉症に対する花粉症注射の効果は、他の治療法と比べても抜群に高く、花粉症注射を打った翌日から花粉症が治ってしまい、目と鼻の症状はすっきりと消えて、花粉症シーズンを快適に過ごすことができるのです。





気になる副作用は? 花粉症注射のリスク

ステロイドと言えば、気になるのは副作用についてですよね。

ステロイド剤を使用すると、本来、自分の身体から分泌されるステロイドホルモンを外から人工的に与えることになるため、身体のさまざまな機能に影響が出ることが分かっています。このため、長期にわたる使用では、感染症や糖尿病、緑内障などのリスクが高くなると言われています。また、女性の場合は、花粉症注射によって少量の出血をしたり、生理が多少遅れるようなこともあります。


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投稿者: 麹町内科

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